2013年11月9日土曜日

iPad Air 購入3日目の感想と雑記



・まずはじめに

私にとって、このiPadAirが初めてのタブレットです。
iPadAirに特化したレビューというよりも、タブレット全般の使用例としての理解のほうが、適当な場合も多いかと思いますので、ご了承ください。


自分がiPad購入に踏み切ったのは、主にEvernoteと電子書籍、あとニュースの閲覧をするために、これが有効なツールだと判断したからです。
あと、タッチペンを購入することで、趣味であるイラストのアイデアを素早くスケッチし、Penultimateを用いてEvernoteにスタックする使い方も考えていました。

全世代のiPadと、iPadminiを見たときに、私は、自分が使うにあたって、これが実用に耐えられる代物ではないと感じました。iPad Retinaディスプレイは、その重さに耐えきれないと感じました。その点、iPadminiは理想的な軽さでしたが、普段iPhone4Sを使用している身としては、Retinaではない、通常のディスプレイを至近距離から見ることは耐えられませんでした。また、ディスプレイの両端の、広いベゼルも不満でした。私は、iPadminiの重さのiPadがリリースされることを望みました。

次世代のiPadの噂を私は収集しました。すると、新しいiPadは、薄く、かつ軽くなるとのことでした。私は、新しいiPadがリリースされるまで、購入を我慢する必要があると思いました。

そして、iPadAirの情報が公開され、私はこれこそ、私が待ち望んでいたものだと思いました。特に現物も確かめずにウェブサイトから注文しました。私には、この買い物が失敗にはならないという確信がありました。


届いたiPadは、私が望んだとおりの品物でした。薄く、かつ、iPadminiに肉薄するほど軽い。私は取り付かれたようにiPadAirを操作し、自分が望むように設定をしていきました。

そして、iPadが届いてから3日経ち、私は、現在の感想を以下のように持ちました。

・「読む」ためのツール

私は、PC関係の製品を購入するときは、その物が、自分の生活の中で描かれる理想的なコンセプトのうち、どういったパートを担当させるのかを考えた結果、購入に至ることが多いです。私は、iPadを、「読む」ことと「メモする」こと(これはスタイラスペンと併せて使うことを想定しているため)に使用するつもりでしたが、iPadは、「メモする」こと…つまり、「入力」にはそれほど向かないツールだと感じました。
私の予想以上に、Penultimateへの入力は不便で、また、画面上のキーボードでの入力についても、(これは慣れの問題も大きいかと思いますが)思いのほかストレスを感じることが多かったです。これは、iPadをノートそのものにしてしまおうと考えていた私にとって誤算でした。

しかし、こと「読む」ことに関しては、iPadほど適したツールはないと感じました。これは、雑誌や新聞等の紙媒体を含めての感想です。Evernoteのカードビューや、SmartnewsやFlipboardの雑誌風のUIは、あらゆる記事を、数段興味深く、私に感じさせました。高細度のRetinaディスプレイと美しいフォントは、ただの言語の表示であるにもかかわらず、表示だけで私の気分を高揚させました。

また、iPadだけで全てが完結するため、膨大な情報を目にしても、決して持ち物がかさばることがないということは、デジタルの当然の利点でありながら、改めてその有益さを感じさせる魅力を持っていました。


・「書く」ことはPC、もしくはアナログとカメラで

私はこの文章を、MacbookAirで書いています。やはり、「入力」することが予期される場合、iPadを持ち出すよりも、ノートPCを持ち出した方が遥かに有益です。

そして、アイデアをひたすら殴り書きするような、端的に言えば、構想を練る段階に今自分がいるとき、やはり適しているのは、紙のノートとペンを持ち出すことだと思いました。幸い、iPhoneやiPadには、高精度のカメラがついています。そして、Evernoteには、文書をカメラで取り込むためのモードが用意されています。また、Skitchを使って、簡単に注釈をつけることもできます。

最近はEvernoteと連携することを目的とした専用のノートやポストイットが発売されています。私はこれらに興味を持っていますが、自分が簡単なスケッチやメモ書きをEvernoteにまとめ、最終的にiPadで振り返るにあたって、これらのツールは必要ないのではないかと思っています。それほど、iPadAirを「読む」ことについては高性能なツールだと評価しているのです。



・終わりに

私はiPadAirを購入したことで、紙のノートブックは無用の長物になると予期していましたが、やはりまだまだ、紙とペンは有力なツールであると再認識しました。
しかし、入力において、PCや、紙とペンを超えたとき、iPadは更なるステージ、何かまだ画期的な、全くの別ものに進化するのではないかと思いました。

私にとってiPadの購入は決して安い物ではありませんでしたが、そのことを後悔することは恐らくないだろうと思います。私の生活は、新時代のツールによってまたひとつ変化し、そのことについて純粋な喜びを感じます。

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